愛媛県内の高齢者虐待231件、3年連続増…09年度 ~ 介護と福祉のニュースArchives

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愛媛県内の高齢者虐待231件、3年連続増…09年度

統計情報 H 22.09.10 (金)

通報の7割が介護支援員ら

愛媛県内で65歳以上の高齢者に対し、子どもや配偶者などの養護・介護者が虐待するケースが2009年度に231件に上り、06年に施行された高齢者虐待防止法に基づく調査開始以来、3年連続で増えて過去最高となったことが県のまとめで分かった。

高齢者虐待の通報も前年を17件上回る311件で増加傾向にあり、県長寿介護課は「法律の理念が県民にも浸透し始め、高齢者に対する権利擁護の意識が高まってきたのでは」と分析している。

 同課によると、虐待者の内訳は、息子や娘が144人、配偶者が63人、息子の配偶者が9人、孫が3人、その他28人。家庭内で虐待を受けた231人のうち7割にあたる167人が女性だった。介護施設内での虐待は08年度は5件あったが、09年度は確認されなかった。

虐待の類型別では、身体的虐待が144件(62・3%)、暴言を吐くなどの心理的虐待が79件(34・2%)、介護放棄が55件(23・8%)。年金を娯楽費に使い込んだり、本人の同意なしに財産を処分したりする経済的虐待は、過去3年は20%台だったが、09年度は31・2%(72件)に上った。

また、相談・通報者は、介護支援専門員など職務上知り得た人が74・6%(232人)と突出。家族や親族は8・7%(27人)、虐待された本人からは10・3%(32人)にとどまった。

通報や相談を受けた自治体の対応については、被虐待者を病院や介護施設に入れたり、別の親族に預けたりして、虐待者から分離するケースが40・3%。一方、分離しないケース(57・6%)では、介護サービスを増やして介護者の負担軽減を図ったり、ストレスがたまった家族にカウンセリングなどを実施したりしているという。

同課は「今後も高齢者人口の増加が見込まれており、介護関係者の研修を充実させるなどして高齢者を守る態勢をさらに強化していきたい」としている。

引用元記事 : 読売新聞
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=30682

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