介護労働者の離職率 高水準23% ~ 介護と福祉のニュースArchives

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介護労働者の離職率 高水準23%

資格仕事 H 23.09.06 (火)

県内介護労働者の2010年度離職率が23・6%(前年比0・1ポイント減)に上り、全国の17・8%に比べて依然高い水準にあることが、財団法人介護労働安定センターの労働実態調査で分かった。非正規社員の離職率は30・6%と、全国を11ポイントも上回っている。所定内賃金(月額)も全国を下回るなど、介護労働者の雇用環境の厳しさがうかがえる。専門家は「介護職は非正規雇用の割合が高く、社会的評価がまだ低い。その中で処遇改善につながっていない現状がある」と指摘している。(赤嶺由紀子)

 調査は10年11月に実施。全国で7345事業所、介護労働者1万9535人が回答。県内は74事業所、211人が答えた。

 正社員の離職率は県内12・8%に対し、全国が15・7%と全国が高いが、非正規社員は30・6%で、全国の19・6%を大きく上回っている。職種別では、直接介護を担う介護職員が24・9%(全国19・1%)、訪問介護員(ホームヘルパー)は17・2%(同14・9%)といずれも全国より高かった。

 介護職を辞めた理由(複数回答)では、「他に良い仕事・職場があった」が30・6%と最も多く、「収入が少なかった」24・2%、「職場の人間関係に問題があった」22・6%、「法人や施設・事業所の理念、運営のあり方に不満があった」19・4%が続いた。

 同センターの大島隆義沖縄支部長は「やりがいが持てて、働きやすい環境をつくるという管理者の意識改革も必要」と指摘する。

 一方、所定内賃金(各種手当含む)の月額は19万9078円で、全国より約1万7千円低かった。直近1年の収入については、「130万円~200万円未満」が28%と最も多く、「200万円~250万円未満」18・8%、「250万円~300万円未満」14%、「103万円未満」13・4%だった。回答者の6割が基本給の引き上げを求めたほか、能力に応じた評価、資格手当や賞与の導入・引き上げについて多くが求めている。

まずは常勤雇用に

 介護労働問題に詳しい長野大学社会福祉学部の高木博史助教の話 介護は家事の延長といった社会的認識がまだある。そうした認識を変えていかなければ、高い離職傾向は今後も続くだろう。まずは常勤雇用につなげることが必要だ。

引用元記事 : 沖縄タイムス
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2011-09-06_23073/

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