不正受給:浜松の法人が4300万円を 県、介護報酬5割カットの処分 /静岡
H 22.03.02 (火)
県は1日、社会福祉法人「井友(せいゆう)会」(浜松市西区、石原正和理事長)に対し、運営する特別養護老人ホームの介護報酬を5割カットするなどの処分を行ったと発表した。県の説明では、職員数を水増しするなどの方法で介護報酬約4300万円を不正に請求していた。
処分は2月26日付。県介護保険室によると、介護保険法に基づく特養ホーム運営への処分は県内初で、全国で3例目。県は介護報酬を支払っていた浜松市など5市町と協議し、不正請求分の返還を求める。詐欺容疑での刑事告訴も検討する。
処分は、5月1日から、運営する特養ホーム「やすらぎの里」(同区、入所者80人)の介護報酬請求の5割を半年間削り、新規入所者の受け入れを1年間停止させる。同じ敷地内の短期入所施設は指定を取り消した。
処分理由は07年6月~09年11月にかけ、やすらぎの里で、ケアマネジャーがいないのに、別の特養ホームの職員が勤務しているように見せかけ約1480万円を不正に受給。このほか、既に辞めた看護師を勤務しているように装って職員数を水増しし、約2480万円を受給した。短期入所施設も同じ手法で水増し請求していたという。
県側は石原理事長が当初、県の監査に、うその答弁を繰り返したとして悪質と判断した。特養ホームの指定取り消しも検討したが、入所者が代わりの施設を確保にしくい事情を考慮し、報酬を大幅カットすることにした。
井友会は1983年、やすらぎの里を開設。県は08年12月、「看護師やケアマネジャーが不足している」などと通報を受け、昨年1~12月にかけ4回監査したところ、不正請求が判明したという。
引用元記事 : 毎日新聞
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20100302ddlk22040237000c.html
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